九州橋頭堡9

「陣容」

九州北部での騒乱が発生した後、諸勢力が行動を開始した。
しかし、反乱勢力を牛耳っていたのは、スーパー・イラン帝国である。

他の勢力は、スーパー・イラン帝国を盟主として行動をしていた。

マイトガイ大佐率いる米軍・外道川軍が行動を開始したが、彼らが掃討
したのは、ほんの一部でしか無い。

スーパー・イラン帝国は、統制を取り戻しつつある米軍勢力に対して、
新たな攻撃を指令した。

「村本軍」「末定軍」「小川軍」「岡本隊」なる諸勢力に指令を発して
すみやかにマイトガイ部隊の壊滅を指示したのである。

村本軍 兵力1350。村本元告を主将とし、村本が蜂起前に自作した臼砲を
8門用意していた。
村本は蜂起前は鉄工場を経営しており、大砲を密造していたのである。
また、村本は蜂起前より密造していた兵器を他勢力に密売していたと言う。
その他にも、スクラップとなった銃器を再生することも行っていたとも。

末定軍は、倭王軍系列であり、白兵戦に長けた兵士を200人統率していた。
征討将軍の末定恵三は、剣術の名人と呼ばれている。
村本軍とは友軍であり、蜂起前に村本臼砲を1門買い取っていた。

小川軍は、小川元少佐が、元部下を率いて出陣した勢力である。
敗戦時に、旧日本軍の銃器を隠匿しており、今回それを使い再武装していた。
兵士数は400名と言われている。

岡本隊は、塩の密売人が集合した勢力であり、同じく塩の密売人であった、
スーパー・イラン帝国と友好的である。
運よく米軍の補給廠の一つを奪い取った影響で、米式装備を持つ。
人数は200人である。
M3系戦車3台を持つ。

真・日本国については、スーパー・イラン帝国は態度を決めかねており、
八幡軍をとりあえず向かわせることになった。

それぞれの勢力は、スーパー・イラン帝国の指示で動き出したが、寄せ集め
の連中である。

スーパー・イラン帝国の戦力は兵士数3万を自称しているが、総数は不明。
米軍の捕獲装備の他、村本軍から村本式野砲、村本式臼砲を10門程度購入
していたと言う。
また、米軍飛行場襲撃の結果、航空機用機銃を多数奪い取り、戦力として
いると言う情報もあった。

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